ドローン宅配というワード、ドローンの開発が激しかった頃(今も激しいのかな)によく耳にしましたが、ドローン宅配は果たして近い将来、サービスは開始されるのでしょうか。そんなドローン宅配を考えてみます。
天候に左右される
一番問題になるのが天候だと思います。台風はもちろん、配送中に突発的な雨に遭遇した時はどうするのでしょうか。引き返すのでしょうか。引き返してる途中にまた別のゲリラ豪雨に見舞われたら立ち往生?届けるまで完全に雨風が無い時を狙わないとだめな気がします。
着陸場所が難しい
家が密集してる住宅街の場合は一体、どこへ着陸するんでしょう。庭のある一軒家ならまだわかります。でも置いた直後に雨が降ったら荷物がずぶ濡れになりますよね。不在だった場合、庭にゴロンと置いていくんでしょうか。
動物や人などからの想定外の攻撃
色々な攻撃が想定されます。鳥の攻撃、はたまた人間が攻撃を加える可能性も無きにしもあらず。飛行してる最中にエアガンで撃ち落とされたり、そんなことする人はいないか…。
景色の撮影時に映り込む
趣味でキレイな景色を撮影していたらドローンが映り込むといった事案が増えるのではないでしょうか。やはり空は、太陽、月、雲、鳥、たまに飛行機が飛んでるくらいが自然でいいですよね。道路を走る貨物便と同じ数のドローンが空中を飛んでる光景を想像すると異様でしかありません。
海外のドローン宅配
海外でのドローン宅配映像を見ましたけど、大草原の空中を運んでました。配達場所も大きな一軒家の庭。ドローンが着陸できるポートもありました。日本の密集した地区では厳しそうです。
実証実験
ネガティブな意見ばかり述べましたが、こんな実証実験のニュースを見ました。対岸のスーパーマーケットから数キロ離れた島へドローンで配送しているニュース。島側からバーベキューで足りない物資を注文し、それを対岸のスーパーマーケットが注文を受け、お店の担当者がドローンに商品を積み込み、ドローンが自動で海を渡り、島まで配送して再びスーパーマーケットへ帰っていくという。
これは使えるなと思いました。比較的距離も近く、飛ぶ経路は海の上、着陸ポートもあり、天候の影響も少なそうでした。
まとめ
ドローンでの個人宅への配送は難しいような気がしますが、災害時に孤立分断された地への物資輸送などでは大活躍すると思います。
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